ローマで(おまじない?)と思うほど街のあちらこちらで見たマーク。 「全く同じマークをミラノのガッレリアの真ん中にあるモザイクの中に見つけたんだけど、何でローマのマークがミラノにあるの?」 と久々のイタリア語のレッスン時にローマ人のフラビオにイタリアツーリングの報告の時にミラノで撮った写真を見せながら聞いてみた。 この日もわたしの(レッスン脱線作戦)に見事に引っかかったフラビオは、ホワイトボードに「SPQR」と書き始め、ラテン語とイタリア語を並べて丁寧に説明をし始めた。 Senatus=Senato(元老院) Popolus=Popolo Que =E Romanus=Romano つまり、「元老院とローマの市民」という意味で、ローマの栄光を今に残す標語だということ、ローマ帝国の領域であった地域でこの文字が公共物に刻まれていたんだということ、またローマ時代の標語を今もローマ市の紋章に使われているため、マンホールからタクシーやバスなどの公共機関で見ることが出来るということだった。 こういう話をしたら止まらない彼は、写真の(SPQRの上にある狼の乳を吸う子供)を指さして、「これはね.....」と更に話を膨らましてくれた。 簡単に言うと、この狼に育てられている子供は、ロムルスとレムスという双子でローマの最初の王様という伝説をもとにしたもの....で、これも「SPQR」同様ローマの紋章ということらしい。 (世界史ちゃんとやっとけばよかった・・・)などという後悔はいまさらすまい! と開き直るものの、知っていれば今日の(脱線作戦)もっと引き延ばせたなぁ.....などと授業を充分脱線させたにもかかわらず、テキストを開きながら、(塩野七生さんの「ローマ人の物語」読もうかなぁ...)などと往生際の悪いことを考えていたのでした。^^